「コスト査定テーブル」の作り方(対面+オンラインセミナー)
~ 外注価格マネジメントで徹底的にコストマネジメント ~
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主な内容
企業活動において、大きなキャッシュ(現金)が流動するのが調達部門です。価格水準は、経済市場という大きなうねりの中で決まるとはいえ、常にコストという課題と取組まねばなりません。
この調達コストは、設計部門をはじめとする生産技術部門や現場部門との全社的な企業努力で大きく低減することができます。本セミナーでは、「コスト基準」となる『コスト査定テーブル』の作り方と、これを活用したコストマネジメントの方法について解説します。
対象
資材、購買、外注担当者
開催地・開催日・会場
開催地 |
開催日 |
会場 |
所在地 |
東京 |
2022年 3月24日(木)10:00 ~ 16:30 |
連合会館 5階 502会議室 |
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 |
※ このセミナーはWebオンライン受講可能です。
プログラム
1.外注価格マネジメントの重要性
1)外部調達費用の大きさ
(1)売上高に占める「材料:加工比率」
2)売上高に対する利益貢献力
2.外注加工品の価格に対する機会損失発掘の観点
1)調達価格算出式と販売価格算出式
(1)価格交渉のための背景の戦い
2)価格算出式による機会損失の発掘
(1)価格算出式のいろいろ
(2)数値代入によるシミュレーション
3)価格構成要素による機会損失発掘の観点
(1)価格構成の展開〜機会損失発掘の観点
3.外注加工品の『コスト基準・コストテーブル』の作り方
1)『コスト基準』とは
(1)新規・既存発注品調達価格の「機会損失を未然防止する」
ための基準
(2)既存発注品調達価格(コスト)の「機会損失を発掘する」
ための基準
2)『コストテーブル』とは
(1)定義:「コストが早見できる」ツール
(2)有効性:
○製品開発のスピードアップに貢献できる
○調達価格決定のスピードアップに貢献できる
○価格決定に関する業務効率向上(工数、費用)
に貢献できる
(3)その他:
3)『コスト基準・コストテーブル』の作り方
(1)『コスト基準』を“創る”
①コスト構成要素を知る<インプット>
②コスト構成要素毎の考え方を創る<プロセス>
③コスト基準を算出・設定する<アウトプット>
(2)『コストテーブル』を“ 作る” 〜コスト早見ツール〜
①コストテーブルの種類を知る<インプット>
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②早見したいコストテーブルの種類を選ぶ<プロセス>
③コスト情報を当てはめる<アウトプット>
(3)コストテーブルを「使う」
4.外注加工品の価格の機会損失刈り取りの方法
1)機会損失発掘の観点
(1)価格算出式
(2)価格を構成するコスト要素
2)機会損失発掘の方法
(1)帳票諸表による方法
①カルテ(仕入先調査表)
〈QCDM 情報、定期・短期更新〉
②価格明細見積書〈見積りレベル〉
③監査パトロール表〈意思決定レベル、時系列〉
(2)ヒアリングによる方法
①経営上の機会損失〈考え方、目標値〉
②現場マネジメント上の機会損失〈PDCA 実行度〉
③実務上の機会損失〈予実と能力管理〉
(3)現場観察による方法
①流れを阻害する機会損失〈情流・物流の停滞〉
②稼働を阻害する機会損失〈手待ち発生、段取損失〉
③生産性を阻害する機会損失〈作業能率〉
3)機会損失回収のための体制作り
4)機会損失回収の方分担
①調達側 ②仕入先側
5)機会損失回収の実践要領
(1)PDCA マネジメントサイクル〜実践事例〜
(2)回収方法
①コスト改善を前提として、適正利益率を確保
5.加工コスト(調達価格)算出~事例演習~
1)条件での調達価格
2)図面からの調達価格
3)材料・加工費からの調達価格
4)算出された調達価格を集めると…
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※講義内容、時間等は変更になる場合があります。
※コロナ対応としてセミナーをWebオンラインでもご覧いただけます(詳細はメールにてご案内)。
講師紹介
西水 晃 氏(一般社団法人日本資材管理協会 主任研究員 ACE西水経営士事務所 代表)
専門分野は原価改善〜高収益体質構築。
製品・購買・製造のコスト削減、ERP業務改善等の原価改善、利益管理の仕組み造り等のテーマで、中小・中堅・大企業80社余りのコンサルティング活動を展開中。
参加要領
※ Webオンライン受講の方は、3月17日(木)までにお申し込みください。
受講料 |
一般 39,700円 / 会員 33,600円
(受講料には、テキスト代・消費税が含まれています)
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申込方法 |
<FAXでのお申し込み>
申込書をダウンロード・印刷し、
所定の事項を記載のうえ、下記のFAX番号にてお申し込みください。
申込書 到着後、請求書と受講票をお送りいたします。開催3日前までに届かない場合にはご連絡ください。
受講票は当日ご持参ください。なお、期日直前のお申込みの場合、受講票はFAXにてお渡しいたします。
FAX:0120-915-671 または 03-5687-3660
受講料は申込書到着後お送りする請求書に基づき開催日前日までにお振込みください。
領収証がご入用の場合は、別途ご連絡お願いたします。
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お願い |
※ICレコーダーの持ち込みはご遠慮下さい。
※キャンセル規程参加予定の方がご都合が悪い場合は、代理の方がご出席ください。
代理の方もご都合がつかない場合、開催日前日および当日のキャンセルについてはキャンセル料として
参加料の全額を申し受けます。ご了承ください。
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お問い合わせ先 |
一般社団法人日本資材管理協会セミナー事務局
電話:03-5687-3477 info_jmma@jmma.gr.jp FAX:0120-915-671
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